米FDA、フレーバー付き電子たばこのコンビニなどでの販売禁止へ

米食品医薬品局(FDA)は13日、たばこ業界を巡る指針(案)を公表。若年層の喫煙問題への対応策として、フレーバー(香料)付き電子たばこの販売制限を図る。こうした規制を優先課題の一つとしてきたゴットリーブFDA長官は数週間後に退任する。

同指針はコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど未成年者がいつでも立ち寄れる小売店でフレーバー付き電子たばこの販売を禁じ、規制を強化する内容。一般のたばこやミントおよびメンソール風味の電子たばこは規制の対象外とした。FDAはこれらのフレーバーは禁煙しようとしている成人をターゲットにしているとの見解。

これに対し米国心臓協会(AHA)は、ミントおよびメンソールたばこを対象外としたのは「重大な落ち度」だと指摘。同協会の傘下機関による調査では、電子たばこのフレーバーのうちメンソールは10代の若者の間で2番人気であることが示されたと、AHAのナンシー・ブラウン最高経営責任者(CEO)は声明で明らかした。

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