英インペリアル、プレミアムシガー事業売却計画 債務圧縮へ

[30日 ロイター] – 英たばこ大手インペリアル・ブランズは30日、世界のプレミアムシガー事業を売却して債務を圧縮し、一段の成長を見込む分野に再投資する方針を明らかにした。

インペリアルは「プレミアムシガーの業績は数年間にわたって良好に推移したが、特異な高級品事業で、社内の他事業とも顧客基盤や市場ルートが異なる」と説明した。

同社は昨年5月、複数事業を今後売却するとともに、電子たばこの新製品を導入する方針を発表。市場全体で従来のたばこの売り上げが落ちていることに対応し、事業を簡素化して業績改善を図るとしていた。これまでのところ、売却・処分で2億8000万ポンドの資金が生まれたという。

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